「教育改革推進フォーラム」開催日当日

1.当日の開始まではきつかった
開催日前の3連休で資料を作って、当日朝は8時過ぎに
学校へ行き、必要なものを印刷して、再確認してから会場に向かいました。当日想定外だったことは雨が降ったこと。
 須磨から荷物持ってバス乗るのは辛いので、結局滅多に使わないタクシーに乗り、須磨の駅まで行き、JRで三宮まで行き、プラットフォームを歩いているとなんと垂れ幕の紙を落としてしまい、一瞬焦りました。
 しかもめちゃくちゃ重い。一人では三宮キャンパスまで持っていく事できないことに気付きどうしようか考えました。雨が降っているので傘をさすと運べない。当日司会をしてくださる谷山先生と合流することができたので、会場まで何とかたどり着きました。
 途中で受付など手伝ってくれる学生にお茶とお菓子を買ってほしいと依頼し、会場の準備もでき何とかフォーラムらしい雰囲気になってきました。
 ここまできたら、もう何とかなると感じました。特別講師の柳沢先生と同行の木村さん、朝日ネットの藤井さんも来られ、受け付けが始まり、知合いの先生や企業からの方々も続々と来られ、いよいよ開幕しました。学長からの挨拶に続いて、私のプレゼンでした。




2.クリッカーの使い方
 最初にクリッカーの説明をするので、前日までのクリッカーの質問を作り、実際に参加者の人たちに使ってもらい、その場で集計までを映して見てもらいました。初めて使う機能だったけど、どう使えば良いのか考えました。
 説明したことが理解できているのか途中で確認する。小テスト的な使い方、学生のコメントなど確認ができるのではないかと思いました。それに何よりすぐに集計できる点は使う価値がありそうです。ただ、質問項目を準備で考えておく必要があります。スマホ使ってやってもらうのですが、スマホだと何しているのかわからないこともあります。この点では紙ベースのほうが良いかも。
 ともかく自分で準備して、実際に機能を使ってみて、れから授業でどう取り入れていくのかは考える必要があります。一つ引き出しが増えたかと思います。


3.文献の評価をどうするのか?
 発表の方は授業でやってきた文献評価をeポートフォリオを使って効率的に進めることについて事例発表みたいになりました。去年はビブリオバトルなども含めて試しました。
 そもそもこれを考えるきっかけになったのは去年、当時関西学院大学千里国際高等部で社会科を教えられていたダッタ・シャミ先生のお話を聞いたことがきっかけでした。シャミ先生が学校で実践されていた2つの異なる意見の文献を読んで生徒が文献の評価するというお話でしたが、高校だけでなく大学でも同じような問題を抱えているように思い、どういう方法があるのかずっと考えていました。そこからイロイロ考えた上でいくつのかアプローチの一つがと思い、授業で実践し振り返って、今回を話しました。
 今回の発表は時間が短いこともあり、パネルディスカッションで質問してもらう形式にしました。パネルディスカッションでは東京から来ていただいた知り合いの同僚の方から中東の人と日本人は違うけど、学習するときにアプローチの違いはという質問があり、学習スタイルとかコミュニケーションの取り方は欧米の学生、日本の学生、中東の学生それぞれ違いがあり、学習スタイルが学習者によってそれぞれ異なるという研究があり、その話をしました。フォーラム終了後に学習スタイルや判定方法を調べられたそうです。
 柳沢先生や朝日ネットの藤井さんのお話も終わり、懇親会へ、思った以上に懇親会には参加せず、手伝ってくれた学生も誘っていました。私のゼミ生なのですが、先生が一生懸命議論している様子を見てかなり驚いたと言っておりました。学校の中で普段見るものとは随分違うもので、なかなか他の学科の先生とも話す機会なく、今回のような機会は学生にとっても良かったと思います。
 フォーラムは、司会をお願いした谷山先生が上手かったこと、関係者の先生方の協力と参加者が盛り上げてくれたおかげで成功裡に終了しました。



 個人的には振り返ると改善点などもあるし、授業の中で取り組むこともまだまだあると思います。特に講義形式の授業はどうすれば興味を持ってもらえるのか、まだまだ課題があると言えます。

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