Posts

Showing posts from June, 2019

WBSからスケジュールへ

Image
教科書に掲載されているケーススタディを用いて、グループワークでWBSからスケジュールを作ってもらった。 WBSの階層構造を作成するのは難しいようで、PMBOKに従って、レベル4の活動(アクティビティ)まで落とすのは、容易ではないように感じた。 また、「モノ」よりも「コト」を構造化することは難しい。加えて、活動レベルでどのような活動が必要になるのか、これまで経験したことないことを考えてもらったので、難しいと感じた学生は多かった。それでも一人で考えるよりもグループワークでお互いの補完することで量も質も改善されるようには感じた。 作成したWBSを6月2週目の授業ではスケジュールにした。具体的なガントチャートまで線引きまではできなかったので、活動の順序付けのみになった。後日、ローリングウェブ計画法の説明をして、後工程は活動を定義をかなずしも当初の計画で行う必要がないこと。ただ、マイルストーンはきちんと示しておく必要があることは説明した。 机間巡視し、テーブル毎に補足で説明したりしながら、まず順序を考え、付箋紙に活動順に作成するように指示した。授業後半10分でfuポータルの意見交換を使って振り返りを行った。これをテキストデータにしてテキストマイニング を使ってネットワーク分析をした。テキストマイニング は少しづつ勉強始めたところであるけれど、今回の振り返りで頻出する単語として「スケジュール作成」と「難しい」の2つだった。 スケジュール作成は、活動の所要時間の見積りのプロセスも入れなければいけないが、今回は入れずに作成した。スケジューリングする題材は、もう少し身近なものにするともっとわかりやすいと考える。 以下、感じたこととして3点が挙げられる。 (1)汎用的なやさしい題材とより専門的で難しい題材を組合せることで、スケジュール作成手法を取得する。 (2)上記2つの比較から専門知識の知識が取得が重要であることを認識する。一方で方法論として、ツールとしてここから感じる使いやすさや便利さってなにを体感し、かつ省察から感じさせる必要がある。 (3)(前提条件として授業毎の学習目標や全体のルーブリックなどを使って目標設定は重要になる。)テキストマイニング が容易にできるような方法で振り返りを行い、分析を行う。教育効果の想定から学習のデザインを行った上で