クリエイティブについて

アイデアの話は結構面白く、クリエイティブとかイノベーションについて一昨年はよく考えました。どうすればイノベーティブになれるのか、クリエイティブになるのかって、それって特殊な才能なのか?

結論から言えばクリエイティビティというのは才能かもしれないけど、そうじゃないと思います。 誰でもクリエティブなことができる。ただ、普段は自分の中で自分で制限 つけているから、そうなるのが難しい。 それではどうすれば、本なども読み、人の話を聞き、2つの方法があることに気づきました。(理論ではありません。)

1)楽しむこと。楽しいと頭の中が活性化し、自分で作っていた枠を外せば良い。どうやって外すのかは工夫は必要になります。

2) 究極にプレッシャーかけて、追い込むこと。しかし普段から訓練はすごく積んで、しんどい思いをさせておくkとが重要。そして追い込まれると急にすごいアイデアが出ることがある。 

デザイン思考でも取り扱うし、即興劇であるインプロなんかも同じく。 

「アイデアのつくりかた」(ジェームス・W・ヤング著)っていう有名な本があり、この本にもアイデアは2つの既存のものをくっつけると書かれています。例えばガラケーとパソコンを足すとスマホとかみたいに。 

とある会社の話を最近聞きました、ここ1年くらいで業績を急回復している会社。飲食業関連なのですが、店頭で販売する商品のパッケージを色々考えて、変更し、それに合わせてイベントを企画し、更にお客さんにネットで予想してもらう。 広告戦略もソーシャルメディアを活用して、事前予告して、期待を高まらせて発売する手法らしいです。 

30年前のビジネスではこんなことはしなくて、単に美味しいものを開発して売り出す。発売に合わせて広告する程度だったはず。 

今は体験型で、体験する、共有する、共感するあたりが商売には重要で、業態によっては異なりますが、前述の会社は商品の種類が多くて、新製品のサイクルも短くなり、売り上げの山をいかに高くするのが重要で、そこで必要なことは体験の共有や共感。そう考えるとそこで買って美味しいものを食べるところではなく、食べる体験をしにいく場所を提供するとも言えるのかなと思います。 

東北食べる通信に始まった○×食べる通信も共感、共有、体験型という点では共通かなと思います。


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