2018年を振り返って

2018年も残すところもう少しです。この1年を振り返ってみました。

3月はPM学会春季大会での口頭発表がありました。いろいろ最初はあまり考えていなかったのですが、テーマをプロジェクトマネジメント(PM)教育について絞り、予稿としてまとめました。この過程で共同でやっていただける先生にもいろいろ話をしながら、新しい展開が見えてきたように思いました。発表の後、簡単ですが、研究計画のようなものを作って、方向性や最終的なまとめとして論文投稿にどうつなげるのか考えています。


3月は「第2回教育改革推進フォーラム」を実施しましたが、昨年に引き続き、実行委員長になりました。プログラム作りから実施、最終の報告まで行いました。昨年と違って発表はせず、司会とかパネルディスカッションの進行くらいでした。テーマはごった煮のようなところもありますが、プログラムは少しづつ変えて行く方が良いのかなと思いました。限られた時間をどう使っていくのかだと思います。去年もやったクリッカーの使い方は発表された先生のお話を聞いてなるほど使えないことないなあと思い、4月以降の授業で取り入れたりしています。

5月にはお台場の産総研まで行き、ずっと所属はしているものの、活動やいろんなことができていないエネルギー関係の研究会に参加しました。プロジェクトマネジメント 学会等でお話しさせてもらう先生方とまた違う分野だったので、刺激になりました。エネルギーミックスとか、この辺りは前職での業務に関係するところもありますが、基本的にエネルギーの話は好きって再認識しました。

8月は2つの口頭発表がありました。私立大学情報教育協会でのICT利用による教育改善研究日本工学教育協会での年次大会です。3月のPM教育に関する続編で、文献調査から作成した計画などを発表しました。PBLの実践前のPM教育の必要性などですが、先行研究を探すも、あまり関連した先行研究はない上、PBLの実践をされている先生に聞いても今後の教育研究ネタとして示唆をもらいました。

秋学期が始まり、担当する演習科目のうち一つはワークブックを初めて作り、運用しています。講義系の科目も進め方を少しづつ変えていますが、もしかしたら書籍がかけるのではないかと最近思い始めています。いろいろ私自身課題があると思いますが、授業のデザイン、シラバス作成から実施までいろいろ考える機会はあるのかなと思うこの頃です。インストラクショナルデザインやARCSモデルとか授業設計にもっと取り入れていくようなアプローチを考えるようになっています。

例年以上に忙しく感じました、11月の末にバンコクで開催されたProMAC2018で今年最後の発表を行いました。国際開発(ID)プロジェクトをPMの観点から二次データを使って議論していくもので3年目になりました。ProMACでの発表は来年は別テーマにして、IDプロジェクトは論文投稿や別の学会での発表に移していくことを考えています。しかし最終形としては論文発表に持っていく必要があります。


11月には丸亀で1泊2日の合宿を行いました。初めての試みでしたが、なんとかうまく行きました。来年もまた同じようにしていければと思っています。今年の9月は台風が多くて、大阪も大変でした。大阪城までジョギングすると大きい樹木が根っこを露出して倒れているのをあっちでもこっちで見ました。2018年の漢字は「災」でしたが、来年は災いのない年にしていきたいと願うばかりです。来年も頑張らんといけない感じです。


Popular posts from this blog

国際会議と論文(メモ)

UX Kansai「よいサービス・製品のための、UXデザインの考え方」、ラーニングバー & UX Kansai セミナー

2017年を振り返って