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「八子クラウド座談会 in 関西」へ参加してきました。

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1週間前なのですが、 「 第 7 回 八子クラウド座談会 in 関西」に参加してきました。 ボイスコンピューティングの技術は急速に進んで amazon や google などからも製品が日本でも発売され、アメリカでかなり前に発売され、話題になっていました。私自身はまだ買っていません。様子見というところです。 座談会の構成は、インプット、パネルディカッション、ワークショップ、 LT という流れです。インプットとして 最初は 5 名の方に登壇していただき、今回のテーマであるボイスコンピューティングの話興味深いものでした。一番面白かったのは、研究成果の一つで 2 つのボイスコンピューターと人(1名)で会話しているシーン。何となく3人で会話が成立しているようで、かなり驚きました。音声認識では、(開発元にもよるようですが)ボイスコンピューターは子供の声が苦手とか今まで知らなかったこともあったり、ボイスコンピューターは人型が良いのかもしくは形のないものでも良いのか、宗教的な議論もあると聞いたりといろいろ勉強になりました。 その後パネルディスカッションがあり、その後参加者が全員参加するワークショップと続きました。午後1時から6時30分までの5時間半と長時間でしたが、意外に短くあっという間に時間が経つように感じました。 特に書きたいことは、ワークショップでした。 2 つお題があり、グループの中でアイデアの発散をするのですが、最後のお題はボイスコンピューティングが応用できる領域とはという問いかけに対して、私の入ったグループの議論がこんな技術があるけど、何かに使えないの?ということで実際に得意先からそういう話があっても、なかなかいい提案ができない。理由として意外に音声認識の精度が高くないからだというお話を聞きました。でも議論を注意深く聞いているとボイスコンピューティングという新しい機能が開発され、それを生かすため何かいいことないかという問いかけに答えようとしているので表面的な議論になっていたのではないかと思いました。使ってみて、ボイスコンピューティングはハンヅフリーでできる、ながらでいろいろできるのが良って話をよく聞きましたが、そこから本質的なニーズを満たすのは違うように思えました。 つまりボイスコンピューティングがあるから何に使

2017年を振り返って

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2017 年も残すところもう少しです。この 1 年を振り返ってみました。 3 月は神戸市のオープンデータを使った ワークショップ ( 「べっぴんスタイル」なオープンデータをつくろう! ) にゼミ活動として参加しました。日程的には 3 月 2 日という時期だったのですが、ほとんどのゼミ生が参加してくれました。これまで春休み中のゼミ活動はなかなか困難もあり、どうして進めるのか漠然としたものはあってもなかなか進まず、このワークショップがこれを考えるのに良い機会になりました。 3 月は 「第 1 回教育改革推進フォーラム」 を実施しましたが、ちょっと恥ずかしかったのですが、実行委員長になりました。プログラム作りから実施、最終の報告まで行いました。同時に発表者であり、パネラーでもあり、ゼミ生にも手伝ってもらいながら、まあまあうまくいったと思います。ただ、当日は雨の中を須磨キャンパスから会場の三宮キャンパスまで物品を運ぶのに四苦八苦しました。普段は、先生方の教育実践が一つ一つの点のような状態がフォーラムになるとそれが線のようになっていくのだと感じました。 その翌日には日本をたち、インドネシアのバタム島に行き、 UIB での先生たちの前で話をしました。その都度、質疑応答を受け付けてやっていたのですが、結局2時間以上話をしていたみたいです。事前にいろいろ聞いていったので、評価に Batam Island Camp というプログラムでルーブリックを事前に作って準備はしました。ある程度の理解はしてもらえたと思います。 7 月の PMI 日本フォーラムは今回は参加のみでしたが、研究のネタになるヒントをもらえたと思います。フォーラムが終わり、 8 月に入ると、私情教、アジア地区家政学会、 PMI 日本支部教育国際化委員会と 2 日間で3つ話をすることは全く意図していなかったのですが、そんな日程になり、これもきつかったです。学期が終了してすぐだったので、準備に時間をあまりかけることができなかったのですが、振り返りと時間の有効活用という点では学ぶところが多かったです。 11 月から 12 月にかけて、インドネシア・スマトラ島のブキット・ティンギ、ドイツ・ミュンヘンでの ProMAC2017 での立て続けに発表しました。 ProMAC2017 は 4

PMI日本フォーラム

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7 月 7 日と 8 日の2日間、PMI日本フォーラムに参加してきました。 アカデミックトラックで登壇された方のお話は興味深かったです。昨年はパネルディスカッションで登壇しましたが、今回は参加者として、いろいろ聞いてきました。今回はスピーカーから参加者への一方向的でなくワークショップ形式で双方向性で参加者との交流ができました。 中でも興味深いトピックについて今回取り上げます。 PMI 日本フォーラムでは PM アカデミックトラックのお話でしたが、今回はアカデミックな話というよりは前職で担当していた電力セクターについて書きます。 仙台高専の内海先生の発表で「スマートシティを目指した地域連携によるコミュニティ構築プロジェクト」に関する発表でした。(プロジェクトの場所は東松島市、東北は行ったことがありません。)内海先生のプレゼンテーションでは、スマート防災エコタウンの事例など紹介してもらいました。 スマート防災エコタウンの電源としてメガソーラー、ゴミ発電で電力を供給し、マイクログリッドとか分散型の電力ネットワークいう配電網を構築しています。再エネである太陽光の出力が安定しないので、このネットワークではバッテリーが肝になると想像します。 スマートグリッドでは事業者側と需要家側双方にバッテリーがあり、小口需要家でもバッテリー例えばプラグインのハイブリッドか電気自動車を使わないのか気になりました。メガソーラーと書きましたが、家庭用の小型の太陽光は少しだけ導入されているものの、大型の太陽光パネルを設置しています。電気という財を考えるとき需要と供給のバランスを考える必要があり、需供調整が重要になります。バッテリーはあるものの、パワコンの使い方が調整弁的の役目をさせているのではないかと思います。 このシステムで導入した大型バッテリーについてはリチウムはコスト的にも高いものになり、小売り電力価格自体が高くなるので、リチウム電池はやはり採用していないようです。 ここでは FIT (電力固定買取価格制度)に頼らないようなことが書かれており、経済的な面から言えば、電力単価はどのくらいになるのかということも気になります。経済性は事業者として重要になります。 太陽光パネルが約 450kW なので、利

Attending HCD-Net (Human Centred Design) Kansai-Branch Seminar (1)

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I attended the above mentioned seminar on 23 June.  The venue was at MOTEX Inc., near Shin-Osaka Station, Osaka. I am going to talk about the seminar and thoughts during the seminar. 1. Seminar on service design   The seminar topic was service design. Dr. Hasegawa presented the foundation, application and its latest trend for service design during the seminar. At beginning, he talked about chronological trend for commodities.  Initially the era of manufacturing came first.  Then eras of distribution, information and customers come in order. In other words, while technique for manufacturing commodities is developed more and more, preference from customers have changed. Customers used to be satisfied with just commodities themselves in the early 20th century . Later supply could be made properly and customers pay attention to distribution, e.g. accurate delivery. Anywhere consumers obtained commodities with same quality. Then information became more import