Google Scholarを使った文献調査(英語)
私は、英語で論文を書く際に文献調査を行うときは、Google Scholar(グーグルスカラー)を普段から使います。何度かやっていると、(ベテランの先生にとっては当たり前だと思いますが)気がつくことがいくつかありました。
図1 International Development Projectsというキーワードでの検索結果
出所:Google
Citedという単語があり、これはこの論文の引用数が示されています。図1では最初と2番目の論文では、372、362と書かれています。引用が多いということは関連したテーマで書いた論文がこの論文を参考文献として引用しているので多いことを意味します。この論文が参考にできる可能性が高いことが推測されると考えています。
同時に留意すべき点として、この論文が査読のついたジャーナル論文、コンファレンスペーパー、それとも博士論文なのか論文の種別、発行された年、それからジャーナルであればどこのジャーナルなのかジャーナル名も重要になります。ときおりハゲタカジャーナルに掲載された論文があったりするの留意すべき点だと思います。
最後に参考文献をつける際にGoogle Scholarの便利な機能として次のものがあります。
⭐︎とCitedの間に❞のマークをクリックすると、該当する文献情報が現れます。ジャーナルによっては参考文献を記述する際、APAだとかHarvardとか書かれているので、APAであればAPA形式の記述をコピー&ペーストして、ワードの文書に貼り付けるとOKです。
図2 APAなど各形式による参考文献の表し方
出所:Google